くま公てきとー劇場

「めぐみちゃん、お風呂沸いたよ。ささ入って入って」


「お、ゆず風呂でっか〜。気が利くなーお兄さん。
    寒い時はこれに限るな〜」

    ジャボ〜ン!!





「・・・このお湯、昆布だしやんけ」



「じゃ、じゃあ垢すりしてあげるよ・・・ゴシゴシ」


「あ〜気持ちええな〜

    って何を塩もみしてるんじゃい!」


「な・・・何を言ってんだよ、体にいいんだよ。バカだなー」



「やかましい〜!ち・・・近寄るなぁ〜!!」


「めぐみちゃん、壁に背中つけて何やってんのさ?」


「あほ〜!! オンドレに背ぇ向けるほどワイは甘ぁないど!」


「・・・・」


「あっ! オンドレ、ワイが『甘くない』言うたもんやさかいに、
    ハチミツつけて食おと思とるやろ!?」


「やだなー、何言ってるんだよ。被害妄想強すぎだってば」





「・・・ほな、なんでその手ぇにハチの巣、持っとるんじゃい!」